業務効率化への道:クラウド会計freeeで確定申告!書類作成と提出
皆さんこんにちは。クラウド会計で経営支援を提供する千葉の税理士、中川祐輔です。
毎週木曜日に、経営者なら知っておきたい「業務効率」についての知識を解説しています。
本記事では、クラウド会計ソフト「freee(フリー)」を使って確定申告を行う方法について、申告書の作成と提出について詳しく解説します。
freeeを活用することで、従来手間のかかっていた帳簿付けや確定申告書の作成が大幅に効率化できます。
freeeによる確定申告書類の作成プロセス
freeeを使用した確定申告書類の作成は、5つの主要なステップで構成されています。
このプロセスにより、複雑な確定申告作業を効率的に進めることができます。
以下、各ステップについて詳しく解説します。
1. 基本ステップ
このステップでは、申告者の基本情報を入力します。
- 住所、氏名
- 業種、業態
- 申告方法の選択
- 開業日や廃業日(該当する場合)
全ての必要事項を入力したら、「保存して次に進む」を選択します。
2. 収支ステップ
ここでは、事業の財務状況を確認し、必要な情報を入力します。
- 売上、仕入れ、経費の金額の確認
- 開始残高の確認
- 償却資産の入力
3. ○×の確認ステップ
このステップでは、様々な申告項目について該当するかどうかを○×で選択します。
- 該当する項目には○、該当しない項目には×を選択
- ○を選択した項目については、追加情報の入力が必要
- 例:会社からの給与受取の有無。○の場合、源泉徴収票の情報を入力
全ての項目を確認し、必要な情報を入力したら次のステップに進みます。
4. 確認ステップ
作成した書類の最終確認を行います。
- 確定申告書の確認
- 決算書の確認
- 画面下部で入力情報をリスト形式で確認可能
内容に問題がなければ、「次へ進む」を選択します。
5. 提出ステップ
基本ステップで選択した申告方法に応じた提出手順が表示されます。
- 税務署へ直接提出する場合:PDFの出力方法を案内
- 電子申告の場合:freeeを通じての完了方法をナビゲート
ガイドに従って提出作業を完了させたら、「次へ進む」を選択します。
6. 年度締めステップ
最後に、年度締めの作業を行います。
- 確定申告書作成完了後に実施
- 来年度に向けてデータを確定する作業
- この作業により、次年度の会計処理がスムーズに開始できる
まとめ
freeeを使用することで、確定申告の一連の作業を体系的かつ効率的に進めることができます。
各ステップでのガイダンスに従うことで、複雑な申告プロセスも簡単に完了させることができます。
不明点や追加の質問がある場合は、freeeの使い方ガイドページやヘルプページを参照することをおすすめします。
これらのリソースを活用することで、より円滑に確定申告を終えることができるでしょう。
freeeを活用して、確実かつ効率的に確定申告を完了させましょう。