多くの税理士事務所では、「税務顧問」という形で、年間顧問料と決算料を別々に請求しています。

これは、決算という成果物に対して追加の料金をいただくという考え方です。しかし私は、この従来型の料金体系に違和感を感じています。

税金の納付と決算料の支払い。これでは決算が経営者にとって後ろ向きな作業になってしまいます。決算は本来、経営を前に進めるための重要な機会のはずです。

また、「税務顧問」という言葉には、「ご質問があれば対応します」という受け身のニュアンスが含まれています。これでは、お客様の経営により深く関わることができません。

そこで当事務所では、あえて「月次決算サービス」という表現を使用しています。これには以下のような想いが込められています。

前向きな月額料金体系

  • 毎月の価値提供に対する対価として、定額料金をいただきます
  • 決算期の追加料金は一切ありません
  • 月次で決算を組むことで、年度末の負担も軽減します

能動的な経営支援

  • 定期的なミーティングを通じて、こちらから積極的に提案します
  • 毎月の対話を通じて、少しずつ経営改善を図ります
  • 事業の成長に伴走するパートナーとして、共に歩みます

月次決算の価値

  • 年次決算のための月次ではなく、経営のための月次決算を実施します
  • 毎月の数字を通じて、経営の改善点を見出します
  • 決算を「振り返り」ではなく「経営判断の材料」として活用します

このように、当事務所では従来の税理士事務所の概念を一新し、より経営者の成長に寄り添ったサービスを提供しています。